「工場移転のエリアをどこに決めるか」
というのはかなり大きな決断になります。
帝国データバンクの
「企業立地検討先都道府県ランキング」
によると、企業が立地を検討している都道府県は、
「東京、大阪、埼玉、神奈川」などの大都市が上位だそうです。
やっぱり流通やビジネス的な見栄えを考えると、都市に集中してしまうんでしょうか?
みなさんはどんなエリアに移転しようと考えているんでしょうかね。
うちのパン粉工場の場合は、今の工場となるべく同じエリアで探しました。
今の工場からあまり遠くなると、社員もパートさんたちも通えなくなります。
あと 敷地は今より広くて、トラックの出入りが周辺住民の邪魔にならず、土壌がきれいな土地…と考えていました。
一般の住宅と違って、工場の候補地となると、細かい条件(面積や高さ、電気関係)をクリアしていかないといけないので、一般の不動産屋でぴったりの物件に出会うのはまずムリ(あたりまえですが)。
そんなときに頼れるのはやはり専門業者です。
工場や倉庫の物件に強い、
「専門不動産仲介業者」
に問い合わせましょう。
前もって進めておいた移転後の「想定レイアウト」、および移転費用のデータを元に、多くの物件情報から希望に近いものをピックアップしてくれるはずです。
物件の候補が出てきても、ストップをかけられてしまうこともあるそうです。
ストップをかけてもらえればまだいい方で、最悪の場合、購入や賃貸の契約を結んでから行政にダメ出しされてしまうこともありえます。
建築基準法による用途地域などによって、その場所で営業する業種が制限される場合があるからです。
例えば、いいと思った土地が「第1種中高層住居専用地域」だったら、工場、倉庫業倉庫、事務所…などなど。
建築してはならない建築物が指定されています。
「準住居地域」や「第2種住居地域」であれば作業場が50平米以上の工場は建築できないし、「商業地域」では一定の工場はダメということになっています。
他にも、登記されている地目が影響することもあるし、「ここだ!」と決める前に、行う予定の業種の許認可や届出について確認しておくことが絶対に必要です。
親切な不動産業者はそこも含めてアドバイスしてくれますので、そういった親切な業者を選びましょう。